ルツェルン音楽祭2005
2006年4月17日4/15深夜にNHK・BSで「ルツェルン音楽祭2005」が放映されました。
ベルク&シューベルト「歌曲集」数曲(ブリテンらオケ伴奏編曲)フレミング(ソプラノ)
マーラー「交響曲7番」
ベートーヴェン「ピアノ協奏曲3番」ブレンデル(p)
ブルックナー「交響曲7番」
以上アバド指揮ルツェルン音楽祭管弦楽団
フレミングはのりにのった歌唱でお見事。シューベルトの「鱒」がオケ伴奏になるとちょっと不思議な曲に聞こえてきます。
マーラー7番は大好きな曲で思い入れがあるので、テンポはちょっと急ぎすぎの感じで、個人的にはもっと耽美的な色気がほしい。練習をあまりしてないのかボウイングが乱れたり、指揮と間合いがずれてアバドが苦笑したり。現在のアバドは痩せて頬がこけ痛々しい限り。大編成のオケはもちろんレヴェルが高いのですが、ブルックナー7番も華やかすぎて、欲を言わせてもらえば金管あたりもっと古風な響きがほしかった。
今回もっとも見応えがあったのはベートーヴェンのピアコン3番。ブレンデルの演奏は巨匠そのもので、かつての知性的な面と最近の自由な雰囲気をあわせもった現在最高のベートーヴェン演奏家なのでは、と惚れ惚れしました。1楽章カデンツァもお見事でした。
ベルク&シューベルト「歌曲集」数曲(ブリテンらオケ伴奏編曲)フレミング(ソプラノ)
マーラー「交響曲7番」
ベートーヴェン「ピアノ協奏曲3番」ブレンデル(p)
ブルックナー「交響曲7番」
以上アバド指揮ルツェルン音楽祭管弦楽団
フレミングはのりにのった歌唱でお見事。シューベルトの「鱒」がオケ伴奏になるとちょっと不思議な曲に聞こえてきます。
マーラー7番は大好きな曲で思い入れがあるので、テンポはちょっと急ぎすぎの感じで、個人的にはもっと耽美的な色気がほしい。練習をあまりしてないのかボウイングが乱れたり、指揮と間合いがずれてアバドが苦笑したり。現在のアバドは痩せて頬がこけ痛々しい限り。大編成のオケはもちろんレヴェルが高いのですが、ブルックナー7番も華やかすぎて、欲を言わせてもらえば金管あたりもっと古風な響きがほしかった。
今回もっとも見応えがあったのはベートーヴェンのピアコン3番。ブレンデルの演奏は巨匠そのもので、かつての知性的な面と最近の自由な雰囲気をあわせもった現在最高のベートーヴェン演奏家なのでは、と惚れ惚れしました。1楽章カデンツァもお見事でした。
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