ロストロポーヴィチBOX
ブリリアント廉価BOX「ロストロポーヴィチ録音集」(1957-1972年録音。10枚組)を聴き終わりました。同じシリーズでオイストラフ・リヒテル・ギレリス・キーシンとありますが、その中で最高の内容です。ロストロのメロディア盤ライブ集ですけど、どれも完成度が高く骨太の美音と技巧を味わえます。
曲もドヴォルザーク(ハイキン指揮)、ハイドン2曲、シューマン・ショスタコーヴィチ1番、サン=サーンス、ラロ、チャイコのロココなどの有名な協奏曲はもちろん、オネゲル、ミヤコフスキー、ティシチェンコ、ヴラソフ、ヴァインベルグ、ソーゲといった近代ロシア人作曲家らの珍しい協奏曲録音は貴重で、まとまったBOXとしても珍しい存在です。
室内楽も、デドゥーヒンのピアノ伴奏によるプロコやベート−ヴェン4番、ブラームス1番などの「チェロ・ソナタ」は迫真の演奏。またハチャトゥリアン本人伴奏の室内楽や、ファリャ「火祭りの踊り」(チェロ版)という珍しく貴重な演奏もあります。

半分くらいが秘曲でこれからも聞きこもうと思ってますが、なかでもブリッジ「チェロ・ソナタ H.125」(デドゥーヒン伴奏)はすばらしい曲でびっくりしました。近代イギリス室内楽は恐るべし!
詳しくはhttp://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1435319

コメント

stella
stella
2006年2月23日19:15

4枚目のロココ風の主題による変奏曲を聴いてみたい。
この曲大好きなんです。

奏(かなで)
奏(かなで)
2006年2月23日22:11

典雅でいい曲ですよね。チャイコの情熱的な面がおさえられていつもと違うチャイコの顔が見えますね。

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