リパッティのバルトーク・リスト
2006年1月26日
ディヌ・リパッティの珍しいライブ盤(EMIリファレンス。「リパッティの芸術」にも未収録)のCDを聴きました。
バッハ〜ブゾーニ編「ピアノ協奏曲1番ニ短調BWV1052」ベイヌム指揮コンセルトヘボウ(1947)
編曲物とは言え、これは期待を上回るすばらしい演奏!音質もまあクリアーなほう(やや雑音あり)でブゾーニ編曲のピアノパートはちょっと面白いし、暴走気味の3楽章はリパッティらしからぬ熱気にあふれています。
リスト「ピアノ協奏曲1番」アンセルメ指揮スイス・ロマンド管(1947)
まずもって音が最悪。エアチェックなのか始終雨がザーザー降っててがっかり。でもアンセルメのテンポが好ましい感じで、リパッティのよく廻る鮮やかなタッチはメリハリがあり聴き応えがあります。アゴーギグとかテンポは何となくフランソワ盤に似ています(コルトーの弟子同士?)
バルトーク「ピアノ協奏曲3番」ザッハー指揮(1948)南西ドイツ放送管(1948)
私の大好きな曲!しかもリパッティ!音質もいい!ところがこちらは伴奏オケが素人っぽく、弦も管も音程ミスなどアラが始終目立ちます(ティンパニの音大きすぎ!)。ですがリパッティのバルトークという興味津々の組み合わせは期待通りで若々しく、ピアノについてはほとんどアラがなく、テンポはややゆったり目で3楽章ラストの迫力はなかなかのものです。
バッハ〜ブゾーニ編「ピアノ協奏曲1番ニ短調BWV1052」ベイヌム指揮コンセルトヘボウ(1947)
編曲物とは言え、これは期待を上回るすばらしい演奏!音質もまあクリアーなほう(やや雑音あり)でブゾーニ編曲のピアノパートはちょっと面白いし、暴走気味の3楽章はリパッティらしからぬ熱気にあふれています。
リスト「ピアノ協奏曲1番」アンセルメ指揮スイス・ロマンド管(1947)
まずもって音が最悪。エアチェックなのか始終雨がザーザー降っててがっかり。でもアンセルメのテンポが好ましい感じで、リパッティのよく廻る鮮やかなタッチはメリハリがあり聴き応えがあります。アゴーギグとかテンポは何となくフランソワ盤に似ています(コルトーの弟子同士?)
バルトーク「ピアノ協奏曲3番」ザッハー指揮(1948)南西ドイツ放送管(1948)
私の大好きな曲!しかもリパッティ!音質もいい!ところがこちらは伴奏オケが素人っぽく、弦も管も音程ミスなどアラが始終目立ちます(ティンパニの音大きすぎ!)。ですがリパッティのバルトークという興味津々の組み合わせは期待通りで若々しく、ピアノについてはほとんどアラがなく、テンポはややゆったり目で3楽章ラストの迫力はなかなかのものです。
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