フランソワの映像
2006年1月10日
グリーグ「ピアノ協奏曲」&ラヴェル「左手のためのピアノ協奏曲」サンソン・フランソワ(EMI。DVD。白黒映像)
グリーグの「ピアノ協奏曲」はフランソワのレパートリーでは珍しいほうですが、考えたらこのロマンティックな名品はショパンを得意とするフランソワにぴったりで、じっくりねっとりとしたアゴーギグやルバートは彼ならではで、今まで聴いたことのないグリーグを聴くことができました。
後半のラヴェル「左手のための協奏曲」は私の大好きな曲で、クリュイタンス指揮の名盤がありますが、即興性を生かしたスタッカートなどこのライブならではの魅力に満ち、テンポ感やピアニズムも絶好調でした。指揮のフレモーもこの映像を見て非常に関心しましたが、モンテカルロのオケは華やかすぎる面もあり(特にラッパが浮き気味)ラヴェルらしからぬところもありました。とにかく聴き終わって、名曲を名演で聴いた感動の余韻が心地よかったです。
グリーグの「ピアノ協奏曲」はフランソワのレパートリーでは珍しいほうですが、考えたらこのロマンティックな名品はショパンを得意とするフランソワにぴったりで、じっくりねっとりとしたアゴーギグやルバートは彼ならではで、今まで聴いたことのないグリーグを聴くことができました。
後半のラヴェル「左手のための協奏曲」は私の大好きな曲で、クリュイタンス指揮の名盤がありますが、即興性を生かしたスタッカートなどこのライブならではの魅力に満ち、テンポ感やピアニズムも絶好調でした。指揮のフレモーもこの映像を見て非常に関心しましたが、モンテカルロのオケは華やかすぎる面もあり(特にラッパが浮き気味)ラヴェルらしからぬところもありました。とにかく聴き終わって、名曲を名演で聴いた感動の余韻が心地よかったです。
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